ピーナッツと聞くと柿の種と一緒に入っているものやおつまみを想像する方が多いかと思います。
これには、ちゃんとした理由があり、栄養素として含まれているビタミンB3が大きく関係しているためです。このビタミンにはお酒のアセトアルデヒドを分解する働きがあります。そのため、お酒のおつまみとして付け合わせによくでてくる理由です。
他にも、ナッツ類には体によい成分が多く含まれていますよ♪
ここでは、こちらも体に良いといわれるお酢を一緒に合わせて作る体に良い酢ピーナツの作り方と食べ方をご紹介します。作り方の手順も簡単なので、ぜひ作って普段の食事と組み合わせてみてください♪
酢ピーナッツの効果や効能
酢ピーナッツに使用する材料は、無塩の薄皮がついたままのピーナッツとお酢のみです。作り方についてはのちほどご紹介します。
たった2種類の食材を使用しただけですが、効能として「糖尿」や「コレストロール」の改善に期待ができます。
■糖尿
ピーナッツの茶色い薄皮には、高い抗酸化作用や血行を良くする効果や実の部分には、インスリンの分泌に働きかけるのに重要なマグネシウムも多く含まれています。
それをお酢に漬けることでクエン酸との相乗効果により吸収力も高くなることから、血管を広げて血圧を下げるので、血糖値が高い糖尿病に効果が期待できます。
■コレステロール
ピーナッツの脂質には、血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールを下げてくれるオレイン酸が含まれており、酢につけることにより体に吸収されやすくなります。
酢ピーナッツの作り方
作り方を紹介します。準備する材料は基本的にお酢と薄皮付きの無塩ピーナッツです。お好みで、蜂蜜を適量いれてもよいですよ♪
作りやすい分量として、ピーナッツは120g、お酢180㏄と作ったものを入れるためのフタつきガラス瓶を準備ください。
まず初めにビンを煮沸消毒してから、ピーナッツを入れて、お酢を全体が漬かるようにいれ腐らないようにします。好みで蜂蜜を加えてもよいですよ。
材料を全部入れた冷蔵庫や日の当たらない冷暗所で保存し、半日から食べることができますが、3~5日漬けると味がなじんで食べ頃です。
いつ食べるのがいいの?
酢ピーナッツを食べるタイミングは、食前がオススメです。
特に高血圧の方は、朝ごはんの食事の前にとると血圧の上昇の抑制にも効果が期待でき、また食事前に食べることで血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。
一日20粒を目安にしていただくとよいですよ♪
酢ピーナッツの食べ方は?
酢ピーナッツの食べ方ですが、もちろんそのまま食べるのも美味しいですが、アレンジして食べると楽しく食べることができますよ。
いつも使っているサラダドレッシングにすり鉢で潰してペーストにしたものを加えて野菜サラダを食べるのもナッツの歯ごたえが楽しくておススメです。
また暑い季節には麺つゆの中に酢ピーナッツペーストを加えてもさっぱりと爽やかでコクがでて美味しいです。
酢ピーナッツの保存方法や期間
保存方法と期間ですが、冷蔵庫や冷暗所など日が当たらない場所で保存してください。
作ったら一カ月以内に食べるようにし、またお酢が減ってきたらピーナッツが全部漬かるまで継ぎ足してください。
まとめ
簡単なステップで作ることができる酢ピーナッツは、材料も手に入りやすく、値段もリーズナブルです。
血糖値や血圧が高めでお悩みの方にはもちろんおすすめですが、他にも血流をよくすることで肩こりの改善にも期待でき、実は糖質も低く、食物繊維が豊富なのでダイエット効果も期待でき、お酢のアミノ酸も疲労回復に効果的です。
お仕事で疲れた体にもサプリメント代わりにもおススメです。手軽につくることができるので、ぜひ作って試してみませんか♪