緑黄色野菜が身体に良いことは皆さんご存知ですが、毎日忙しいとつい野菜不足に陥りがちですよね。簡単に済ませてしまうこともあるかと思います。
そんな時におすすめなのが「人参酢」です。βカロテンがたっぷりで常備菜として作っておけばサッと食べられて栄養満点!
簡単に作ることが出来るのでぜひ試してみてくださいね。
人参酢の栄養や効能・効果は?
酢も人参も健康食材としてお馴染みですが、合わさった時にどのような効果を発揮するのか見てみましょう!
調べてみると特に「目」のトラブルにおすすめなんだそうです。人参に含まれるβカロテンが作用するのだとか。
そもそもβカロテンというのは体内に入るとビタミンAになります。ビタミンAが不足すると眼精疲労やドライアイ、かすみ目、夜盲症の原因にもなります。積極的に摂取することで目の健康維持に繋がるということですね!
また、抗酸化作用があるので体内の酸化を防ぎます。これは老化防止に繋がっていきます。血管が若返り、血流が改善されるので全身に良い影響を与えてくれるんですよ。
他にもカリウムや食物繊維が人参に含まれているのでより血流改善に効果を発揮します。また免疫力のアップをさせるので病気を予防するなどの効果もあります。
そして酢も血流改善に欠かせません。中でも肝臓と胃に効果を発揮するんだそうです。肝機能がアップすれば解毒作用が高まります。そして胃腸の消化も助ける作用をもたらします。
血流が良くなれば冷え性や頭痛、生理痛をも緩和します。女性に多い悩み解消に一役買いそうですね!
これら2つの健康食材が持つ栄養パワーはそれぞれが凄いものを持っていますが、合わさることで相乗効果を発揮します。
それは酢が人参の栄養吸収をより助けるという点。それぞれ単体で摂取するよりも吸収率がアップするのでより効果的ということですね。
人参酢の作り方について
画像引用元:https://cookpad.com/recipe/2430900
栄養満点の人参酢の作り方をご紹介します。とっても簡単なので忙しい時の副菜にもおすすめです。
【材料】
- 人参(大) 2本
- 塩 小さじ1/2
- 酢 400~600ml
- はちみつ 大さじ2
【作り方】
- 人参は千切りにして大きめのボウルに入れます。
- 塩を振ってよく揉み込みます。
- 保存容器に移したら酢とはちみつを入れて冷蔵庫へ。
- 味が馴染めば完成です。
酢は穀物酢でもりんご酢でも何でもOK!お好きなものを使ってお好みの味で作ってみてくださいね。
栗原はるみ流・にんじんの甘酢漬けの作り方
画像引用元:https://matome.naver.jp/odai/2149342081912788001
大人気の料理家「栗原はるみさん」のレシピもご紹介!少し甘めなので食べやすいですよ。
【材料】
- 人参(大) 1本
- みりん 1カップ
- 酢 1カップ
- 砂糖 大さじ1+1/2
- 塩 小さじ2
【作り方】
- 人参は皮をむいてから5~6cmの長さに切ったのち、薄切りにしてから4~5mm幅の千切りにする。
- 小鍋にみりんを入れて煮切ります。火を止めたらすぐに砂糖と塩を加えてよく混ぜ、酢も加えたら粗熱を取ります。
- ジップ付きの保存袋に(1)と(2)の3/4~1カップを入れて空気を抜いて閉じたら、冷蔵庫で30分以上置く。
人参酢を使ったアレンジレシピ3選
■切り干し大根
【作り方】
- 切り干し大根はお湯で戻してから食べやすい大きさに切る。
- 人参酢と(1)を合わせればさっぱりサラダの完成です。
■きんぴら
【材料】
- 酢人参 適量
- 油 小さじ1
- 鶏がらスープ(顆粒) 少々
- 塩 少々
【作り方】
- フライパンに油を引いて熱し、酢人参を炒める。
- しんなりしたらスープ(顆粒)と塩で味を調えて完成。
■ナムル
【材料】
- 酢人参 適量
- にんにく 適量
- ごま油 適量
- すりごま 適量
【作り方】
- ボウルににんにくとごま油を入れてよく混ぜる。
- 酢人参を加えてよく和えたらごまを振って完成。
人参酢の保存方法と日持ちについて
酢を使っているのでお弁当にもおすすめです。彩りも綺麗なのでとても使い勝手もいいんですよ。
気になる日持ちですが、冷蔵庫で4~5日です。水分を少なくするとより日持ちするので、塩もみをした後にしっかり絞ってあげるといいですよ。
まとめ
人参が苦手な人にも美味しく食べられるのでお子さんにもおすすめです。新鮮な人参を使うことでより栄養もアップですよ。
日持ちするので常備菜としてストックしておけば、忙しい時にも◎♪彩りも良く栄養も満点なんて嬉しいですね。