健康ブームで人気の「酢」。市販のものもいいけれど、やっぱり自分で作るとさらに美味しく感じますね。
リンゴ酢やブルーベリー酢などもいいですが、たまにはちょっと変わったものに挑戦してみるのもおすすめです!
今回は8月から旬を迎える「すだち」を使って美味しい健康酢を作りましょう♪爽やかな酸味がたまりませんよ!
すだちの効果や効能は?
すだちは夏から秋にかけて旬を迎えます。緑色のコロンとした見た目も可愛らしいですね。
すだちはサンマなどの焼き魚の添え物として見かけることが多いですが、実は栄養豊富で美容にとてもいいんですよ。
果肉・果汁・皮とそれぞれの効能を見てみましょう!
《果肉》
すだちの果肉にはレモンにも含まれるリモネンが入っています。リモネンは心を落ち着け整えるという効果があるんですよ。不安、イライラといったストレスを解消してくれます。
また、脂肪の分解にも働きかけます。血流が良くなり、代謝が上がるのだとか!免疫力UPにも最適です。血流が良くなることで肩こりや冷え性の緩和にも効果的です。
《果汁》
果汁にはミネラルがいっぱい!中でもクエン酸とビタミンCはレモンを上回ります。すだちの果汁は爽やかな酸味が特徴で、料理の風味UPや減塩にもなります。
また果汁にはカリウムが含まれているので、体内の余分な塩分を排出し、高血圧予防に効果的です。
そしてビタミンCは美肌効果に優れているので、シミなどメラニン色素の生成を防いでくれる女性には嬉しい働きをします。
《皮》
画像引用元:http://www.sky-s.net/sky-blog/archives/2013/11/18-080000.php
すだちの皮は削って薬味としても使用されます。
この皮にはビタミンAをはじめ、さまざまな栄養素が含まれています。近年の研究では血糖値の上昇を抑えることも分かりました。この効果は他の柑橘類には見られないとのこと!
そして皮にはカルシウムもたくさん含まれていて骨を強くする効果があります。
すだち酢の作り方はこちら
すだち酢の作り方はとても簡単!日持ちもするのでぜひたくさん作って取り入れてみてください。
画像引用元:http://www.sky-s.net/sky-blog/archives/2013/11/18-080000.php
【材料】
- すだち 4個
- 酢
- はちみつ 30~50g(好みで調整します)
【作り方】
- すだちは食べやすいように四等分にしてから薄切りにします。といっても特に決まりはありませんので自分の好みの切り方でOK!
- 煮沸消毒した容器にすだちを入れ、はちみつを加えます。酢はすだちがひたひたになるくらいまで注ぎましょう。
- よく混ぜたら冷蔵庫で一晩寝かせて完成です。
酢はリンゴ酢がおすすめですが、普通の酢でもかまいません。出来上がったすだち酢は炭酸割りにしたり、ヨーグルトにトッピングしたり、料理に使ったりと幅広く活用出来ますよ。
使い方は酢の物が人気♩レシピは?
すだちを使って酢の物を作るといつもとは違う美味しさに!すだちの香りがふわっとしますよ。
《なすの酢の物》
【材料】
- なす 2本
- みょうが 4本
- すだち 1個
- 塩 小さじ½
- 塩麹 小さじ½
【作り方】
- なすはヘタをとって1cm程の輪切りにします。大きければ半月切りにしましょう。
- 耐熱容器になすと塩を混ぜ合わせたら、レンジで加減を見ながら約2分加熱します。
- ボウルにみょうがの千切りを加えてそのまま5分ほど置きます。
- 軽く洗って水気を絞り、塩麹とすだちの絞り果汁を加えて和えたら完成です。
みょうがとすだちのさわやかな香りが食欲をそそりますよ。
すだち酢の保存方法や期間は?
すだち酢は冷蔵庫で約1ヶ月保存が可能です。酢なので日持ちしますが、なるべく期限内に食べきるようにしましょう。
手作りの場合は必ず煮沸などで消毒した容器を使い、使用するときは綺麗なスプーンや箸を使うようにしてください。またすだち酢を作るとき、すだちを綺麗に洗ってくださいね。
すだち酢の作り方と同じ用量でレモン酢も作ることが出来ます。すだちとはまた違った香り、味になりますのでこちらもお試しください♪
それぞれの酢は魚のムニエルなどのソースにしてもさっぱりして美味しいですよ。ぜひいろいろなものにチョイ足しして楽しんでくださいね。
すだちは添え物だけでは勿体無い!特に女性には嬉しい効果がたくさんあるので取り入れて欲しいですね。夏本番を迎えると食欲が落ちてしまいますが、爽やかな香りと酸味で食欲も出てくるのでぜひ作ってみてください!