体にいいと言われている「酢」。最近はフルーツビネガーなども種類が増えて昔に比べると各段に日々の生活に取り入れやすくなってきました。
そんな数あるフルーツビネガーの中でも最近注目されているのが「レモン酢」です。テレビでも度々取り上げられているので目にしたことがある方も多いのでは?
今回は、「NHKためしてガッテン」「サタデープラス」で紹介されたレモン酢についてまとめてみました!村上祥子さんが考案したレシピも紹介しているので参考にしてくださいね!
レモン酢の効果や効能は?
画像引用元:http://midorimushi-family.jp/blog/2015/04/2170.html
・ダイエット
レモンや酢に含まれるクエン酸は体脂肪をエネルギーに変換するパワーがあるのだとか。また酢は血糖値の上昇を抑えます。これは体脂肪の蓄積を予防する効果があるんですよ。
・高血圧予防
レモンにはカリウムが含まれ、高血圧の原因「ナトリウム」を排出する働きがあります。またルチンという物質は毛細血管を強くし血圧低下に作用します。
・血流の改善
クエン酸や酢酸は血流を良くしてくれるので、冷え性や動脈硬化にも効果があります。またコレステロール値の減少も期待出来ます。
・便秘解消
酢は腸を刺激する作用があります。
・疲労回復
クエン酸には乳酸を分解する力があり、疲労回復に効果があります。
・免疫力向上
レモンはビタミンCが豊富。このビタミンCはウィルスの力を弱めたり、白血球の働きを高めてくれます。免疫力が向上すると花粉症などのアレルギーを緩和してくれますよ。
・美容、美肌
ビタミンCはお肌にとっても良いことはご存知の通りです。メラニンの生成を抑えてくれるのでシミやそばかすを予防します。コラーゲンの合成を活性化してくれるのでハリを保ってくれる効果もありますよ。
・骨粗しょう症予防
少し意外なところでクエン酸は骨にもいい影響を与えます。カルシウムの吸収をサポートしてくれるので、骨粗しょう症予防にも効果があります。
・ストレス緩和
カルシウムの吸収が高まるとイライラの抑制になります。またレモンの皮に含まれるリモネンにはリラックス効果があります。
ためしてガッテン流の作り方はココ
画像引用元:http://josei-bigaku.jp/lemon1123/
レモン酢の作り方はとっても簡単♪早速作ってみましょう!ただし、作る前にレモンを綺麗に洗いましょう。なぜなら無農薬でないレモンはワックスや農薬を使っています。重曹を使って取ったり、50度程のお湯につけてゴシゴシと擦って綺麗に落としてください。
【材料】
- レモン 2個(皮付き:約200g)
- 酢(穀物酢、黒酢、りんご酢などお好きな酢でOK) 200ml
- 上白糖もしくは氷砂糖 200g
- ガラス瓶
【作り方】
- ガラス瓶(煮沸消毒しておく)に、レモン→上白糖→レモン→上白糖と交互に入れる。
- 全て入れたら酢を入れ、蓋をします。
- 涼しい場所で保管する。上白糖の場合、底に沈殿するので1日1回瓶を軽く振り混ぜましょう。氷砂糖の場合は軽く揺ら程度でOK!
- 約4日~1週間経つと上白糖が溶けるので完成♪
レモンの皮はそのままだと苦みが出ます。気になる方は取り出してもOKです。ただし、レモンの皮は栄養成分が豊富なので、1週間程はそのままにしてく方がいいですよ。
村上祥子流のレシピや作り方を紹介
村上祥子さんの作るレモン酢も話題!作り方も簡単です♪
【材料】
- レモン 200g
- 氷砂糖 200g
- 酢 400ml
- 保存ビン
【作り方】
- レモンは国産無農薬なら皮ごと使います。それ以外は皮をむきましょう。皮をむかない場合もまずはお湯にレモンをつけて表面をゴシゴシと洗い、キッチンペーパーで水分をふき取ります。
- レモンは1cmの輪切りにします。
- 耐熱ビンにレモンと氷砂糖を交互に入れて、最後に酢を注ぎましょう。
- 蓋はしないで電子レンジで加熱します。600wなら30秒、500wなら40秒が目安です。
- 加熱後に蓋をし、そのまま12時間寝かせて完成です。
レモン酢は常温で1年保存が可能です。レモンはそのままにしておいてもOK!冬場はホットレモネードで、夏場はレモンスカッシュにしてどうぞ!
サタデープラスで紹介された作り方を紹介
人気番組サタプラこと「サタデープラス」でも、レモン酢の作り方が紹介されました♪
【材料】
- 国産レモン 2個
- 醸造酢 400ml
- はちみつ 60g
【作り方】
- レモンをしっかり洗って水気を取ります。レモンは皮がつるつるしてものを選ぶといいですよ。
- 5mm幅に輪切りにして8等分に切ります。種は取っておきましょう。
- 保存ビンにレモン、酢、はちみつを入れたら軽く混ぜてください。酢は何でもOKですが、リンゴ酢が飲みやすく整腸作用などリンゴの効果も得られてオススメですよ。
- そのまま蓋をして一晩寝かせたら完成です。
保存期間は冷蔵庫で1ヶ月。摂取の目安は1日大さじ5杯~です。まろやかな口当たりなので飲みやすいですよ。
もちろんレモンも食べることができるので、ぜひ食べてみましょう!レモンの皮にはポリフェノールが豊富に含まれていて、その量は果汁の20倍!皮を食べることで健康効果もアップします。
レモン酢の食べ方やレシピを紹介
身体に良いレモンと酢を使った「レモン酢」ですが、さすがにそのまま飲むわけにはいきません!いろんなアレンジで取り入れましょう!
★簡単!鶏肉のソテー
【材料】
・鶏もも肉
漬け汁
・レモン酢 大さじ1/2杯
・しょう油 大さじ1杯
・昆布酒 大さじ1杯
・片栗粉 大さじ2杯
【作り方】
1、漬け汁を全てナイロン袋に入れて混ぜ、一口大に切った鶏肉を入れ1時間置く。
2、漬け汁は捨て、片栗粉を入れて揉む。
3、温めたフライパンで弱火で焼いて完成!
★ナスとピーマンのマリネ
【材料】
・ナス 2本
・ピーマン 2個
・オリーブオイル 大さじ1杯
・レモン酢 大さじ2杯
【作り方】
1、ナスはへたを取り、ピーマンは種を取ってそれぞれ食べやすい大きさに切る。
2、フライパンにオリーブオイルを熱し(中火)、野菜を炒める。
3、野菜が油を吸ってしんなりしたら器に取り出し、レモン酢を浸して冷蔵庫で30分。
★サングリア
【材料】
・赤ワイン グラス1/3程
・レモン酢 大さじ1~2
・炭酸水 お好みの量
【作り方】
全ての材料を混ぜるだけ!とっても簡単にサングリア風の完成です。
他にも余った皮を細かく刻んで卵焼きに混ぜたり、トーストに乗せてはちみつをかけて食べたりアレンジは自由自在です。
1日の摂取量や副作用について
画像引用元:http://sara369.com/remonsu/
レモン酢は1日に10cc~30ccが目安です。毎食あたり、小さじ2杯を目安にしましょう。
注意点としては、レモン酢は酸度が高いので空腹時の摂取は避けましょう。胃を傷める可能性があります。また、摂りすぎも禁物です。摂取量の目安は守ることをおすすめします。また酸は歯のエナメル質を溶かす性質があるので、歯磨きもしっかり行ってくださいね。
簡単に作ることが出来てアレンジもしやすいレモン酢は、これから暑くなる季節にもぴったりですね!是非つくってみてください♩