今回ご紹介する梅酢ですが、実は梅干しを作る時に自然に出来るものなんです。自分で漬ける梅干しは格別ですよ。
これから旬を迎える梅。材料さえ揃っていれば誰でも簡単に漬けることが出来ますよ!今年は自宅で梅干しを漬けてみませんか?
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梅酢の効果や効能について
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梅酢には一体どんな効果があるのかご紹介しましょう。梅酢は梅の栄養素がそのままぎゅっと詰まっています。主な効果は「高血圧予防」「ダイエット効果」「抗酸化作用」になります。
【高血圧予防】
梅干しを作る時に大量の塩を使いますが、梅酢を上手に使うと通常使う塩よりも血圧の上昇を抑える効果があるんですよ。
【ダイエット効果】
お酢はカルシウムの吸収を助けます。梅酢とカルシウムが結びつくと脂肪の蓄積を抑える効果があるのだとか!
【抗酸化作用】
梅には抗酸化作用のあるポリフェノールが豊富に含まれます。クエン酸の抗酸化作用と相まって、体内の活性酸素を強力に分解してくれます。
梅酢の作り方や保存方法とは?
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梅酢は梅を塩漬けにした時に最初に上がってくる【白梅酢】と、赤シソを入れた後に上がってくる【赤梅酢】とあります。
◎作り方◎~シソを入れるまで~
・梅 2kg
・粗塩 360g
・焼酎 1/2カップ
★1日目★
梅を一粒ずる洗ってから水につけアク抜きをします。(一晩そのまま)
★2日目★
水気を切った梅のヘタを取り除き、ポリ袋に入れ焼酎を振りかけます。その上から粗塩の2/3の量を入れてよく混ぜ、漬けもの容器や大きなビンに1/6の粗塩を入れた上に先ほどの梅を入れます。容器の内側に霧吹き等で焼酎を吹き付けましょう。4~5kgの落としぶたを乗せ、ラップかビニール袋で覆います。さらに新聞紙や布で覆い、涼しい場所で保管しましょう。
★10日前後★
この頃になると【白梅酢】が出来ています。梅よりも梅酢が上がっていれば重しを半分にしましょう。
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~シソを入れよう~
・赤シソの葉 200g
・粗塩 40g
シソは水洗いしてから水気を切り、ポリ袋へ入れて量の粗塩で揉みます(アク抜き)。残りの粗塩も加えてさらに揉みアクを絞り出しましょう。
漬けておいた梅の容器から1カップ「白梅酢」を取り出し、ボウルに入れてシソを揉みます。残った白梅酢は梅が浸かる量を残して取り出してOK!料理などに使いましょう。
先ほどの白梅酢が赤く発色したら梅の上に平らに広げて元の通りラップかビニール袋で覆い、その上から新聞紙か布で覆いましょう。この後干せば梅干しになりますよ。
上手な梅の選び方やポイントは?
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どうせ作るなら美味しい梅を使って作りましょう!ポイントは黄色みを帯びた大きな梅がぴったりですよ♪美味しい梅酢、梅干しを作ってくださいね。
梅酢を使ったレシピはこちら
梅酢を使ってみよう!簡単なレシピなのですぐに出来ますよ。
◎簡単漬け物
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キュウリや茄子、大根、山芋などお好みの野菜を使って漬け物を作るのがオススメ!薄切りにして少量の梅酢で揉むだけでパパッと簡単に作れて保存も効くので便利です!赤梅酢を使う場合は、大根やかぶを薄くスライスして漬け込むとキレイな桃色に仕上がりますよ!
◎梅酢ご飯
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〈材料〉
・米 2合
・梅酢 大さじ2
・梅干し 2個
〈レシピ〉
(1)お米を洗い炊飯器に入れたら、梅酢大さじ2を加え、炊飯器の目盛りに合わせて水を入れます。
(2)包丁を使い、梅干しを細かくカットします。
(3)炊き上がったら細かくカットした梅干しを入れ、混ぜ合わせれば完成です!
◎梅ドレッシング
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〈材料〉
・梅干し 2〜3個
・梅酢 大さじ1
・酢 大さじ2
・醤油 大さじ1
・みりん 大さじ2
・サラダ油 大さじ2
〈レシピ〉
(1)包丁を使い、梅干しを細かくカットします。
(2)ボウルにカットした梅干しと、調味料を入れ混ぜ合わせれば完成です!
◎梅酢ドリンク
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少量の梅酢を炭酸水で割ってはちみつを加えればさっぱりドリンクの完成です。
その他の梅酢の使い方はこちら♩
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〈料理のアクセントに〉
普段のお料理に1、2滴程度、梅酢を入れるだけで料理のアクセントになりますよ!
〈おにぎりを作る際の手水に〉
手水に梅酢を使うと、ふんわりと梅の香りが付き風味が良くなります。痛み防止効果もあるのでオススメです!
〈すし酢利用に〉
酢飯を作る時に梅酢を使うと、さっぱりとして食べやすくなります!赤梅酢であればキレイな桃色の酢飯が作れるので、カップ寿司やちらし寿司に使うと華やかになりますよ!
〈魚の臭みを和らげる〉
臭みの強い魚や、レバーなどを梅酢に数分漬け込むと、臭みが和らぎます。
梅酢漬けにすれば日持ちするの?保存方法は?
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塩分濃度が20%以上ある梅酢であれば、常温保存が可能です。ただし、塩分濃度が20%を下回るものであると、白い膜や浮遊物が浮いてくることもあるので注意が必要です。
常温保存が心配な方は、消毒乾燥させたビンに梅酢を入れ、冷蔵庫で保存をし、1年以内に使い切りましょう!冷えた梅酢の方がお料理や、ドリンク作りにも適しているかもしれませんね!
梅酢は癖がないので普通の酢のように使えますよ。赤梅酢を使えばほんのりピンクで見た目も鮮やかに♪ぜひ梅干しを作る際はこの梅酢も有効活用してみてくださいね。