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米酢の作り方や効果、穀物酢との違いは?人気レシピも紹介

米酢

疲れてくるとなんだか食欲も落ちてきますよね。これから夏も本番!暑さで夏バテになる前にお酢で元気に過ごしましょう♪

こちらでは、米酢の作り方や効果や効能、穀物酢との違いやレシピ情報などをご紹介します♪

米酢の作り方について

米酢の作り方

画像引用元:http://otokonakamura.com/komesu01/

お店で売られている米酢ですが、なんと自宅で作ることも出来るんです!材料もシンプルで、スーパーで手に入れやすいもので作れますよ。

【材料】
・お米 150グラム
・水 1.4リットル
・米麹 50グラム
・イースト菌 小さじ1
・種酢 8~10ml

【作り方】
①材料の準備が出来ましたら、まずお米を軽く洗います。

②洗ったら水を切り、お鍋に入れたら、続けて分量の水から先に400ミリリットル入れます。

③水を加えたら中火でコトコトお粥を作るようにします。但し、あまりドロドロにならないように、米粒の形が残るくらいのお粥にします。

④出来上がったお粥を保温容器に入れます。

⑤中のお粥が60℃くらいまで温度が下がったら、米麹を加えます。全体的に混ざるようしっかりかき混ぜます。

⑥しっかりと混ぜ合わせたら、保温の容器に入れ蓋をし、半日から一晩おきます。

⑦寝かせておいたお粥を1リットルを図ることが出来る容器に入れ、そこに水を加えていき、お粥と水を合わせて1リットルになるようにします。それを保存用の容器に移し替えます。

⑧混ぜ合わせて保存用の容器に移したお粥と水を混ぜたものの温度が下がっているときには、湯煎して温度を25℃にして、イースト菌を加え混ぜ合わせ、空気が入るように容器の口部分をガーゼで蓋をします。

⑨1週間から10日間ほど寝かせ、その間は1日1回米酢のもとをクルクル混ぜ合わせます。

⑩1週間から10日間ほど寝かした米酢の上澄み部分をきれいな瓶に移して種酢を入れます。この上澄み液が発酵してお酢になるには空気を入れるのが大切なので、空気を通すガーゼなどで蓋をし、30℃くらいの温かいところで2カ月から3カ月ほど寝かせます。

この間発酵が成功するように容器の瓶を傾けて斜めにし、そのままの状態で米酢を寝かせます。酢酸のツンとする酸っぱい匂いがでてきたら出来上がりです。

もし、米酢を作っている過程で、油性ペンのインクのような臭いが出てきたら残念ながら発酵は失敗です。

米酢の効果や効能について

米酢の効果

米酢に含まれる酢酸は、摂取すると体内でクエン酸に変化します。そのクエン酸には体に良いいろいろな効能・効果があります。よく「疲れた体にはすっぱいものを」といいますが、それはクエン酸が疲労物質の乳酸を分解してくれ、また代謝にもよく働きかけるためです。

また酢酸以外にもアスパラギン酸が含まれており、アスパラギン酸はたんぱく質の合成などをしてくれ、疲れにくい体作りに役立ちます。その為、疲れたら酢が入ったものを取るといいとされる理由の一つです。

また、効能として他にもコレストロールを低下させたり、高血圧を抑制したり、アンチエイジング、殺菌作用などが嬉しい効能、効果としてあげられます。

穀物酢との違いは何?

穀物酢との違い

日本でお酢といえば、米酢がよく使用されているかと思いますが、米酢は穀物酢の中の一つです。穀物酢は米や小麦、玄米、トウモロコシなどの穀物を1000ml中40グラム以上使い、1種類または2種類以上使用したお酢の総称です。

その中でも、米の割合が1000ml中40グラム以上使用し、作られたお酢が「米酢」と呼ばれるものです。また米酢の中でも1000ml中120グラム以上のお米を使用して作ったお酢を「純米酢」と呼ぶことが多いです。

米酢と穀物酢の栄養や使い分けは?

米酢

米酢

原材料:米
味: 酸味が弱くまろやか
調理用途:加熱しない和食調理
価格:高め
調理方法:酢の物・合わせ酢、お酢本来の味を楽しむ
その他の注意:米酢は販売元によって味が異なることが特徴

穀物酢

穀物

原材料:米・小麦・酒粕・トウモロコシ
味:サッパリとして酸味がある
調理用途:中華や洋食はもちろん和食にも使用
価格:安い
調理方法:ドレッシング・マリネ、煮物や炒め物の隠し味、魚や肉のくさみ消し、野菜などの酸化・黒ずみ防止用下処理
その他の使用方法:掃除にも最適

米酢を使った人気レシピはこちら

◎米酢を使ったピクルス

米酢 ピクルス

画像引用元:http://blog.livedoor.jp/haru456-good/archives/38857351.html

<材料>
◆ピクルス液
水 200ml
醸造アルコール・糖類無添加の米酢 300ml
精製されていない砂糖(黒糖もしくはキビ糖) 大さじ3
天然塩 大さじ2
ホール状の黒コショウ 大さじ1
ローリエ 1本
ホール状の赤唐辛子 1本
にんにく 1片
玉ねぎ 1/4個

◆具材
・パプリカ
・セロリ
・人参
・うずらの卵
・ヤングコーン
・キュウリ
・大根
・かぶ などお好みの野菜

<作り方>
①アルミ製ではない鍋にピクルス液の材料を全て投入し火をかけます。沸騰したら弱火にして2分ほど煮ます。(にんにくは軽くつぶします)

②ピクルス液が煮立ち粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やします。

③カットした具材を30~50秒ほど下茹でし、粗熱をとります。

④煮沸消毒した保存容器(瓶が好ましい)に下茹でした野菜をキツキツに詰め込みピクルス液を注ぎ具材が浮かずにキチンとピクルス液に浸っていることを確認して冷蔵庫で保存します。一晩寝かせるだけで完成です。

※スパイシーにアレンジしたい方はピクルス液を作る前に黒コショウ・ローリエ・ホールのクミン小さじ1をフライパンに投入します。スパイスを熱々に炒るため弱火で炙り、ピクルス液に使用します。

◎黒酢と米酢のサイコロ酢鶏

黒酢 酢鶏

画像引用元:https://cookpad.com/recipe/400480

<材料 2人前>
鶏もも肉 400g
◆黒酢・米酢 各大さじ1
◆酒・醤油・砂糖 各大さじ2
肉の下味(酒・醤油・ニンニク・生姜) 適量
衣の片栗粉 適量

<作り方>
①鶏もも肉を一口大の大きさにカットしビニール袋に入れ下味を付けて揉みこみます。そして少しの時間、放置しておきます。

②下味の付いた鶏もも肉に衣用の片栗粉をまぶし最初は低温で2分ほど揚げ、その後180度の高温にしカラリと揚げます。

③◆の調味料をフライパンで熱し、煮立ってきたら唐揚げを投入し適度なとろみが付くまで煮詰めます。水溶き片栗粉を入れなくても唐揚げの衣に使用した片栗粉でとろみがつきます。

◎ベーコンとチンゲン菜の卵スープ

ベーコンとチンゲン菜の卵スープ

画像引用元:https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1210000402/

<材料 2人前>
ベーコン 1枚
チンゲン菜 1かぶ
卵 1個
水 600cc
◆白だし 大さじ3
◆米酢 小さじ1と1/2

<作り方>
①ベーコンは細切りにし、チンゲン菜は根の分を切りおとし葉の部分に縦に2.3回包丁を入れて横に5ミリ程度の幅でカットします。

②卵を溶きます。

③鍋に水を入れ沸騰したら中火にし①と◆を入れて煮ます。その上に溶いた卵を回し入れて箸などで軽く混ぜて10秒ほど煮たら完成です。

お酢にはいろいろな効果、効能があり、手軽に取ることが出来る体に良い食材です。ほどよい酸味は、食欲増進にもつながり、夏バテするときにはぜひとも意識して取って欲しい食材です。食物の殺菌作用もあり、食品が腐りやすい暑い夏には特におすすめです!