子供の頃、「体を柔らかくするにはお酢を飲むといい」なんて聞いたことありませんでしたか?私も体が硬くてよく母親に言われて、酢の物を食べていた記憶があります。
実際お酢で体って柔らかくなるのでしょうか?確かに魚の南蛮漬けとかだと骨まで柔らかくなっているけど…。そんな些細な気になる疑問!お答えします!
お酢で体が柔らかくなるの?
酢で柔らかくなるというお話。この件についてお酢のメーカーさんが公式発表していましたね。この発表によると科学的なデータは残念ながらないそうです。
確かに酢には酢酸が含まれていて骨やカルシウムを溶かしたり、柔らかくする性質があります。実際に魚の骨が酢の効果で食べられるほどまで柔らかくなったり、卵を酢に漬けておくと殻がブヨブヨになって最終的は溶けてしまうこともあります。
ですがこれは全て調理上の話なんですね。人間においては残念ながら検証はされていません。あくまで噂レベルということ。なんかちょっと残念ですね。
身体を柔らかくする食べ物とは?
酢で身体を柔らかくすることはできませんが、実際に体を柔らかくする食べ物はあります。それはクエン酸を含むものです。レモンやグレープフルーツなどの柑橘類や梅干しに多く含まれています。
クエン酸が体を柔らかくする根拠は乳酸を抑制する部分にあるのだとか。乳酸は運動をした際に筋肉が疲労したときに発生するものです。クエン酸はこの乳酸を炭酸ガスに分解して体外へ排出する働きをします。そして血流も良くなる効果もあります。血流が良くなれば新陳代謝も上がります。
こうやって見るとクエン酸は直接体を柔らかくするのではなく、ストレッチなどを行った後のサポートになるということですね。
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そしてストレッチをする上で柔軟な筋肉を作るにはタンパク質が必要になります。タンパク質は体内に留めることが出来ないので日々良質なタンパク質を摂取する必要があります。卵や大豆製品、肉、牛乳などをバランスよく摂取することで柔らかくて良質な筋肉を作ることが出来ます。
やっぱりストレッチが効果的!
体を柔らかくしたいならやっぱりストレッチが一番です。そしてポイントは毎日行うこと。柔軟性をつけるには毎日続けることが大切です。
どんなに体が硬くても続ければ必ず柔らかくなりますよ。無理は禁物ですが、毎日継続出来る範囲で目標を立ててみましょう!おすすめのストレッチをご紹介するのでまずは1ヶ月試してみませんか?
《前屈ストレッチ》
まず前屈運動でもも裏をほぐしましょう。足を交差させたら10秒間前屈!この時、両方の足の裏全体が床についているようにイメージしましょう。両足をまっすぐ伸ばして自分のいけるところまで深く前屈します。
《座ってストレッチ》
椅子に腰掛けたら息をゆっくり吐きながら背中を伸ばして前屈します。この時あごは少し下げましょう。いけるところまで深く伸ばして30秒キープ。元に戻すときは息の吸いながら戻しましょう。
《股関節のストレッチ》
仰向けになったら右足を左膝の下に入れます。そのまま6秒キープ。逆も同じように行います。このストレッチはO脚の改善にも効果的ですよ。
《お尻&腰周りのストレッチ》
仰向けで膝を立てたらお腹の上で両手を組みましょう。息をゆっくり吐きながら太ももを胸に近づけましょう。両手で膝を抱えるようして引き寄せてください。次に息を吐きながらさらに引き寄せましょう。
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どのストレッチも簡単に出来るものばかりです。時間もそんなにかかりません。ストレッチはお風呂上りなど体が温まっているほど効果的です。夜にリンゴ酢を飲むと快眠効果が得られるので、こちらも合わせて試してみてくださいね♩
ストレッチは最初こそ効果が出にくいものですが、気づけば「こんなに前屈が出来るようになってる!」と驚くこと間違いなしです。お風呂上りに毎日コツコツ続けてみましょう。体が柔らかくなると怪我もしにくくなりますよ♩